2024年9月、10月、11月、12月の計4回(1回のみの参加も可能です)で、自然豊かな園庭環境に関するセミナー(オンラインzoom形式)を開催します。自然豊かな園庭やビオトープの作り方、危険や保護者との向き合い方、海外(ドイツ)の事例まで、専門家や玉川大学 大豆生田先生をお招きして解説いただきます。お好きな回のみの参加も可能です。お申し込みいただければ、後日録画もご提供します。録画は園内研修で活用いただけます。
9月24日(火)16:00-17:00
「園庭に自然を取り入れるのは難しそう」「植樹や種まきをしたけどうまく根付かなかった」等、園庭に自然を取り入れるのは、ハードルが高いと感じたり、失敗した経験のある先生が多いようです。
遊具の周辺や園庭の隅に生えている雑草を刈らずに草地にする事で0円でビオトープを始める事もできます。自然やビオトープを取り入れる手軽な方法から、本格的なビオトープの作り方まで専門家が解説をします。
10月18日(金)16:00-17:00
園庭に自然を取り入れたり、チャレンジしたり冒険できる環境を作ると、事故やケガや衣服の汚れが心配になります。
園庭を整備する際や、日々の点検で事故やけが心配される場所を、リスク(子どもの成長のために必要な、挑戦するための危険)なのか、ハザード(予測できない危険、即座に取り除くべき)なのかを先生同士で話し合い、検討、対処する事が大切です。また、全身を使って遊ぶ中で衣服が汚れる可能性もあります。本セミナーではこういった先生や保護者の不安や心配への対応方法を、園の先生と専門家が解説をします。
11月11日(月)16:00-17:00
「子ども主体」や「主体性保育」という言葉をよく耳にします。先生主導の保育スタイルから子ども主体の保育に転換が必要な事は理解しつつも、子ども主体の保育・教育を、子どもがやりたいことを自由に決めて遊ぶ事と理解したり、一斉型の保育や設定保育を否定する事だという誤解もあるようです。
玉川大学の大豆生田先生に子ども主体の保育・教育の正しい理解の仕方や、子ども主体の保育を実現する中で園庭に自然と親しむ場所や五感を使って遊べる場所を作る意義を丁寧に解説いただきます。
12月12日(木)16:00-17:00
皆さんはランドスケープという言葉をご存知ですか?辞書で調べると景観、風景と書いてありますが、街づくりや人が集まる場所や空間作りで注目されているキーワードです。こども真ん中の社会の実現のために、全国のこども園や幼稚園、保育所は、保育や教育の機能以外に地域の子育て拠点としての機能が期待されるようになりました。園が子どもが通う場所だけではなく、大人や地域の人々が集う場所になる、すなわち園が地域のシンボル的な存在になる必要があります。その中で、園庭に自然を取り入れる事で地域の景観の一部にする取り組みが注目を集めています。
今回のセミナーではランドスケープや園庭創りの専門家が、ランドスケープの意味や重要性、ドイツと日本の園でランドスケープを重視した園庭や保育環境創りを行い成功した事例を紹介します。
[開催概要]
日時:
第1回:2024年9月24日(火)16時~17時
第2回:2024年10月18日(金)16時~17時
第3回:2024年11月11日(月)16時~17時
第4回:2024年12月12日(木)16時~17時
参加方法:オンラインzoom形式
録画配信:あり(後日メールにてご案内します)
参加費用:無料
申込期限:当日の開始時間まで