ASOBIOとは

ASOBIOとは「遊び」と「ビオトープ」を
組合せた言葉です。
子どもたちが毎日遊ぶ園庭。
園庭の片隅に草地を設ければ、必ず虫が集まります。
園庭に虫が集まればやがて鳥たちがやってきます。
園庭には様々な命が集い、
その多様な命に子どもたちは
興味関心を膨らませるはずです。

ドイツの幼稚園の園庭

ビオトープ発祥の地ドイツの幼稚園の園庭を紹介します。
身近な園庭で直接触れ合い、楽しむ体験が重要です。

ドイツの幼稚園の園庭1
園庭の中に自然をビオトープとして区別して設置するのではなく、園庭遊びの導線の中に上手に自然を配置しています。
ドイツの幼稚園の園庭2
滑り台や遊具、グラウンド(平地)とビオトープが園庭の中にバランスよく配置されています。
ドイツの幼稚園の園庭3
子どもたちは、園庭の遊びの中で沢山の生き物に出会い、遊びが更に発展します。
ドイツの幼稚園の園庭4
園庭での遊びを共有するためのドキュメンテーションが掲示されています。ドキュメンテーションがヒントになり園庭での新しい遊びが生まれたり、大人が子どもの興味関心を理解する事ができます。
このページの写真は
(公財)日本生態系協会さんから
提供いただきました。

ビオトープの誤解

(公財)日本生態系協会 教育研究センター センター長 田邊 龍太

(公財)日本生態系協会 教育研究センター センター長 田邊龍太

ビオトープというと、「池作り」をイメージする方が多いかもしれませんが、それだけではありません。
ビオトープとは、「その地域にある草地・樹林・水辺など、地域の自然の生物が自立してくらしていける場」が本来の意味です。
下の写真のように、海岸の砂地もビオトープのひとつです。ここでくらす生物がいます。皆さんの園でも園庭の一画に雑草(野草)が生えている場所があれば、それはビオトープです。

ビオトープの誤解1
ビオトープの誤解2

園庭に池を作り、トンボなどの自然の生物がくらすビオトープを設けるのも良いですが、案外管理が大変な場合もあります。園庭の片隅に、地域の自然の植物を植えたり、生やしてみたりする事から始めても良いのかもしれません。

ASOBIOに込めた想い

自然は遠くの山や海にあるものではなく、私たちのすぐそばに存在し、私たちとつながっています。持続可能な社会が注目されるなか、特に幼児期には、自然を保護すべきものとして遠ざけるのではなく、身近な園庭で直接触れ合い、楽しむ体験が重要です。私たちは園庭で自然と親しむことができる場をASOBIOと名付けました。
子ども主体、保育者主体に加え自然環境も主体と捉える新しい「共主体」の場ASOBIOを園庭に作りませんか?

ASOBIOに込めた想い1