園庭整備を終えて

慈光保育園

園長 川島 和恵

旧園庭は、昔ながらのいわゆるグランドの周りに遊具が設置されているタイプで、0歳児~年長児が混合で使っていました。そのため、いつも設定された遊びで展開がなく、小さい子どもには危険を感じることが多々ありました。

R4年度園舎の建て替えを機に、これからの保育が実践できる保育園にしたいと考えました。ASOBIOさんにお願いし、あえて園庭全体に樹木や傾斜、水がある、「自然の中」をテーマにした今までとは180度違った園庭を作ってもらいました。今の園庭になって、子どもの外遊びの興味関心も変わりましたし、大人も子どもにどのような遊びが必要なのかの「概念」がガラッと変わりました。保育(子育て)は環境で変わります。今の子どもの育ちに必要な環境が備わったと満足しています。