セミナー

雨庭と自然豊かな園庭づくりシンポジウム@東京2026

2026年3月27日(金)に東京大学 本郷キャンパス 福武ホールにて「雨庭と自然豊かな園庭づくりシンポジウム@東京2026」を開催します(オンライン参加も可能です)。

気候変動による激甚化・頻発化する豪雨災害に備え、河川や下水道があふれないようにするため、雨水をまちの中で、一時的にためたり、しみこませていくことが必要になります。
東京都では、雨水を「しみこませる」まちづくりを進める『雨水しみこみプロジェクト』をスタートさせました(WEBサイトはこちら)。雨庭を園庭に作れば、こどもたちに学びの場を提供し、環境教育の一環としても重要な役割を果たします。

幼児教育の分野では、こども主体の保育を実現するために、先生主導型の保育から環境を通じた保育へと移行する中で、園庭に自然環境を取り入れる取り組みが注目されています。

本シンポジウムでは、雨庭と園庭の双方の側面から持続可能な社会の実現に向けた、具体的な取り組みや意義を語り合います。

登壇者

東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科
教授 福岡 孝則

ペンシルバニア大学芸術系大学院ランドスケープ専攻修了後、米国・ドイツにてランドスケープ・都市デザインの実務に取り組む。神戸大学持続的住環境創成講座 特命准教授を経て、現職。世田谷区都市計画審議会委員、東京都あまみずグリーンインフラ検討委員会委員、鎌倉市深沢地区まちづくりガイドライン策定委員会委員、グリーンインフラ官民連携プラットフォーム企画広報部会長等を担当。作品にコートヤードHIROO(グッドデザイン賞)、南町田グランベリーパーク(都市景観大賞、緑の都市賞、土木学会デザイン賞、日本造園学会賞)など。編著書に「Livable City(住みやすい都市)をつくる」(マルモ出版)、「海外で建築を仕事にする2-都市・ランドスケープ編」(学芸出版社)、「実践版!グリーンインフラ」(日経BP社)ほか。


玉川大学 教育学部 乳幼児発達学科
教授 大豆生田 啓友

青山学院大学大学院文学研究科教育学専攻修了後、青山学院幼稚園教諭等を経て、現職。
社会的活動として、日本保育学会理事、日本こども環境学会理事、内閣官房(こども家庭庁準備室)「就学前のこどもの育ちに係る基本的な指針」に関する有識者懇談会委員(座長代理)、文部科学省「幼保小の接続期の教育の質的向上に関する検討チーム」委員、よこはま☆保育・教育宣言運用協議会委員、yahoo japan公式コメンテーター、 NHK・Eテレ「すくすく子育て」出演、テレビ静岡「テレビ寺子屋」出演、など。


株式会社スマートエデュケーション
代表取締役  池谷 大吾

1976年生まれ、埼玉県出身。 明治大学大学院修了。 新卒で日本ヒューレットパッカードに入社しシステムエンジニアとして従事、2004年にサイバーエージェントグループに入社、グループ会社取締役、社長を歴任。 2011年に「世界中の子どもたちの生きる力を育てたい」をテーマにスマートエデュケーションを創業。全国1,500園のこども主体の保育・教育環境創りを支援している。


東京都都市整備局 都市基盤部調整課
課長代理 二宮 佳大

日時・会場・費用

日時:2026年3月27日(金)13:00~17:00
会 場 : 東京大学 本郷キャンパス 福武ホール(オンライン参加も可能です)
参加費 : 2,000円(税込)・学生 1,000円(税込)(オンライン参加も同額です)
申込期日:2026年3月19日(木)

当日のプログラム

12:00-13:00開場・受付
13:00開会
13:00-13:45「雨庭とは ~ネイチャーポジティブと流域治水~」
東京農業大学 地域環境科学部 造園科学科 教授 福岡 孝則 
13:45-14:30「こどもの遊びを豊かにする自然豊かな園庭環境づくり」
株式会社スマートエデュケーション 代表取締役 池谷 大吾
14:45-15:30「環境のための教育・保育の必要性」
玉川大学 教育学部 教授 大豆生田 啓友
15:30-15:45『雨水しみこみプロジェクト』について ~東京都の雨水流出抑制に資するグリーンインフラ(雨庭等)への取組~
東京都都市整備局都市基盤部調整課 課長代理 二宮 佳大
16:00-16:45パネルディスカッション
福岡 孝則 × 大豆生田 啓友 × 池谷 大吾(モデレーター) × 長沢 秀平
17:00閉会
17:00-17:30意見交換会

主催・後援

主 催 :株式会社スマートエデュケーション
後 援 :東京都・(公財)日本生態系協会

パンフレット

パンフレット
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