大阪府|さくらづか保育園
さくらづか保育園
園長 村上 美香
さくらづか保育園は、大阪府豊中市の住宅街の中にある保育園です。障害のあるお子さんも共に育ち合い、子ども一人ひとりを大切に、愛情をもって保育を行っています。

公立保育園から民間移管を受け、21年目を迎えた当園では、20年目の節目に園庭の築山改修を行いました。この改修は、単なる環境整備ではなく、「子どもたちにどんな育ちの場を用意したいか」を、園全体で改めて見つめ直す取り組みでもありました。
住宅街に位置する当園では、自然と出会える機会が限られています。園庭で見つけられる虫は、アリやダンゴムシが中心ですが、子どもたちにとっては、その一つひとつがかけがえのない出会いです。一方で、草木や土に触れる場が少ないことで、「見つけた」「触りたい」という思いがぶつかり合い、取り合いになってしまうこともありました。玩具は購入することができますが、自然は、つくろうと思っても簡単には手に入りません。

そんな中で出会えたのが、スマートエデュケーションさんでした。保育教諭一人ひとりが思いを出し合い、「子どもたちと一緒に、どんな園庭で遊びたいのか」「子どもも保育教諭も、思わずワクワクする園庭とはどんな場所なのか」という問いを重ねながら、園全体で話し合いを積み重ねてきました。

こうして生まれた築山は、登る・降りるだけの場所ではなく、草や木に触れ、虫と出会い、友だちと関わる中で、それぞれの子どもが自分なりの遊びを見つけられる場となっています。

みんなで考え、みんなで作り上げたからこそ、この築山には、子どもたちの育ちを願う大人たちの愛情が、たっぷりと詰まっています。
今はひとつの形に満足していますが、すでに「次はこんなこともしてみたい」という新たな思いも芽生えてきています。これからも、保育園に関わるすべての人が楽しめる園庭づくりを目指していきたいと考えています。
