まっ平な園庭から
子どもがチャレンジできる園庭へ

吉川ムサシノ幼稚園は埼玉県吉川市にある幼稚園です。

幼稚園として、運動や就学前教育を重視した保育をしてきましたが、時代に合わせた保育に進化するように、見直しを進めています。

保育の中に子どもの創造性や、表現力を身に着けるためにICT教材を導入したり、体育指導も先生主導のスタイルから遊びと運動を組み合わせて子どもの主体的な活動を通して身体性を高める方法に変えました。

環境や変える中で、園庭にも疑問を持つようになりました。今までは体育指導やサッカー等のスポーツのための園庭であり、子どもの自律的な遊びが生まれにくい環境でした。子どもが身近に自然に触れ合ったり、チャレンジや冒険をしたくなる園庭にできないか検討が始まりました。

様々な園を見学する中で、ASOBIOを採用した園に出会いました。丁寧に現場の先生を巻き込みながらプロジェクトを進めていただける点や、ランドスケープを意識したデザイン性、生態系や造園のプロが自然環境づくりに参加している点が決めてでした。

ASOBIOが完成してから、子どもの遊びがガラッと変わりました。今まで外遊びを好まなかった子が園庭遊びに積極的に参加したり、危険な事が発生しても子ども同士が話し合いをして解決している風景をよく見るようになりました。

卒園した子どもたちがASOBIOの存在に気付き、園に遊びに行きたいと連絡をくれました。早速、卒園児にも園庭を利用してもらう日を設けました。ASOBIOを使った未就園児向けのイベントもとても好評です。これかも地域に開かれた、子ども一人ひとりの生きる力を育み、感動で未来を描く園を目指して進化を続けます。