園庭整備を終えて

国立学園附属かたばみ幼稚園

園長 佐藤 純一

以前の園庭で子どもたちに親しまれていた池。この度、子どもたちが日常の中で本物の「いのち」に触れ、不思議を感じる探求学習の場を再構築したいと考え、ASOBIOさんの協力のもと復活させることにいたしました。

工事が始まると、子どもたちは興味津々。園庭のわずか一角の変化ですが、そこから広がる興味関心の輪は、私たちの想像以上でした。「水の中になにか隠れているよ!」と、図鑑を開いたり、じっと観察したりする姿が見られました。

完成して間もないビオトープは、まだ真っさらな状態です。しかし、これから季節が巡るにつれ、草花が茂り、多様な生き物たちが訪れる豊かな空間へと育っていくことを楽しみにしています。

小さな虫一匹、芽吹いたばかりの葉一枚。そんな身近な「いのち」とのふれあいを通して、いのちの大切にする心や発見の喜びを育んでほしいと願っています。生き物たちと子どもたちが心地よく共存し、共に育っていく未来を、私たち保育者もワクワクしながら見守ってまいります。