園庭整備を終えて

川内すわこども園SECOND

園長 帯田英児

こどもは、明日に向かって生きている!

これが本園の園庭のコンセプトです。園庭あそびでは、子どもたちが十分に身体を使って遊ぶことができること、そして自然遊びの要素を多く取り入れ、さらに「遊びの価値」を向上させることをねらいとしています。

園庭の真ん中には「じゃぶじゃぶ池×どろだんご工房」、粘土性のある山砂砂場に、ガチャポンプから水を入れるとどろんこプールの出来上がり。築山から滑り落ちたり、友だちと協力してダムや水路を作ったり。砂場遊びがもっともっと広がります。

その奥には「木工工房」。子どもたちはここでゆっくりと作品つくりに没頭します。今日作りたいものをすぐに作れるように、作品に使う木材や工具を準備してあり、すぐにでも思い思いの作品が作れます。

そのほかにも、あえて階段は作らず登り棒やロープを使って上まで登る「ツリーデッキ」や、「こもれびデッキ」もあります。「こもれびデッキ」では、子どもたちが寝そべったり、ゆったりと落ち着いた時間を過ごすことができる憩いの空間です。 また「木登りゾーン」、「三輪車ゾーン」など、子どもたちにとってそして大人にとってもの魅力が詰まった園庭となっています。

「園庭」は、紛れもなく子どもたちにとって必要不可欠な保育環境です。子どもたちの心や感性を育むためになくてはならないものだと考えています。今後も「想像」×「創造」を繰り返しながら、子どもたちにとっての魅力ある園庭環境になるようにアップデートしていきたいと思います。