愛知県|桜井こども園
桜井こども園
園長 由良 宜寛
「子どもの主体性」を重視した保育へと転換していくなかで、自分で考え、主体的に生活ができるような力を育んでいくにはどうしたらいいか。学ぶこと自体が楽しく感じられるにはどういった環境が必要か。日頃の遊びをより豊かにしていくための模索をしている中でA S O B I Oに出会いました。職員間で研修や話し合いを通し、遊び方が決まっている固定遊具は取り除き、子ども自身が自ら遊びをみつけ作り出していく環境を目指すこととなりました。
落ちている木の枝や葉っぱで何か作ったり泥遊びをしたり、どんな虫がいるのか観察する。丘があったら上り、滑る。そんな自発的な遊びを子どもたちには経験していってもらえたらと思います。人は社会的な生き物です。
社会に関わりながら成長しますが、それは決して人同士だけではありません。社会というものを大きくとらえた場合、虫や動物、植物、自然のすべて、地球全体が含まれます。
いろいろな人や自然とかかわることで、様々なことを身近に感じ、自分も社会のなかの一員であるとい
う感覚が芽生え、豊かで幸せな心が育っていくのだと思います。